間取り 診断で家の風水環境を考える

間取り 診断で家の風水環境を考える

診断から始まる風水

家の間取り診断と一口に言っても、家相に基づいたものや、風水による診断があります。それぞれ長い年月をか
けて積み重ねた、知識や環境学を体系的にまとめたもので判断します。間取りの動線や、日当たりといった人間
工学的な視点で見て適しているものは、不思議なことに風水的に見ても整っている環境となります。どちらも人
間が心地良いと感じる点は共通していると言えます。近年では、建築・設計の分野でも、鬼門や裏鬼門を考慮し
て玄関を設置することもあります。風水は、ただ単に一時的なブームではなく、しっかりと根付いている知恵に
なっています。これらは日本人の精神性に深く根付いているようです。いずれの間取り診断でも、方位が非常に
重要な要素となります。そこから、多くの問題点などが明確になり、改善策の決め手になるわけです。特に風水
では、部屋ごとに方位や色が、いろいろな意味を持つので、しっかりとした診断が必要となります。それでは、
風水における間取り診断について説明していきます。

北・北東の方位の診断注意点

北の方位の診断ポイント挙げてみます。床・壁・天井の色が何色になっているか。暖色か白で統一します。玄関
がある場合は、床が何でできているか。タイルでしたら、暖色系のテラコッタにします。この方位の部屋は何に
なっているか。寝室や書斎が適しています。子供部屋も良いとされます。この方位に何が飾られているか。神棚
や仏壇を置くのに適しています。金色の置物も良いとされます。北東では、湿度や日当たりを診ます。鬼門の方
位なので、陰の気が溜まりやすいとされます。この方位に玄関やトイレはないか。あった場合、窓による換気で
はなく24時間換気型の換気装置が良いとされます。共用スペースがある場合、壁は木質系にするか漆喰やプラス
ターなどの吸湿性のあるものが良いとされます。この方位の部屋は何になっているか。書斎、応接室、子供部屋
(男子)ならば吉となります。外部に通じる開口部がないか。あった場合、ドアや掃き出し窓は避け、中連窓にし
ます。

東・南東の方位の診断注意点

東の方位の診断ポイント挙げてみます。壁や天井の色は何か。落ち着いた色なら、どれも良いとされます。この
方位の部屋のカーテンはどのようなものか。色は白・青が相性が良く柄物も適し、遮光カーテンも良いとされま
す。この部屋が何に使われているか。子供部屋(男子)では、社交運が高まりますが、高齢者には不向きとされま
す。玄関にはあまり良くないようです。居間としては、吉になります。置物は水晶が適しています。南東では、
何に使われているかを診ます。最高の方位なので、水回り以外でしたら、どれも適しています。特にリビングや
玄関が良いとされます。長女がいる場合、長女の部屋とすると結婚運がアップします。吹き抜けは好ましくあり
ません。壁などがどのようになっているか。壁、天井、床のクロスの素材は木質系が良く、色は緑・白・青・ベ
ージュとなり、柄物も適しています。

南・南西の方位の診断注意点

南の方位の診断ポイント挙げてみます。何に使われているか診ます。この方位には癒しスペースが最適で、リビ
ングや玄関、応接室にも適してます。書斎や子供部屋としては、好ましくありません。この部屋の状況はどうか。
内装の素材はどれも適し、床は天然銘木などのフローリングが良いとされます。相性の良い色は赤・ゴールド・
紫で柄物も良いとされます。南西は、裏鬼門となりますが、それほど気にする必要はありません。しかし、神棚
や仏壇、水回りは避けます。この方位の部屋が何に使われているか。高齢者の部屋に最適で、内装的には和室が
良いとされます。深い軒や縁側があるとより効果的な環境になります。主婦の寝室や家事室にも適しています。
使われている色は何か。相性の良い色は黄色・ブラウンとなります。

西・北西の方位の診断注意点

西の方位の診断ポイント挙げてみます。何に使われているか。高齢者の部屋、子供部屋(女子)に適しています。
金運の方位なので倉庫、金庫にも適しています。商売をしている場合、神棚や仏壇を置くと良く、主婦の家事室
にも吉とされます。居間は金運が下がるので、好ましくありません。使われている色は何か。相性の良い色は黄
色・白・ピンクになります。置物は何か。金や銀の置物が吉とされます。北西は、家主に影響を及ぼす方位で、
蓄財運などが上昇するとされます。何に使われているか。夫婦寝室、家主の書斎に適しています。狭い書斎スペ
ースでも良いとされます。家具は何が置かれているか。本棚、椅子、机、パソコンなどが適しています。壁の色
は何か。相性の良い色は黄色・白・ベージュになります。

まとめ・風水の指標となる間取りの診断

間取りを診断することで、できる風水対策がいろいろとあることがわかります。新築の設計段階でもない限り、
玄関や水回りの間取りを変更することは難しいと言えます。しかし、内装などは、診断した結果に基づいて、よ
り良いものに変更することができます。方位に関しては、間取り同様に既成の住宅では、変えようがないので、
様々な風水アイテムやインテリアの色などで対処することになります。それぞれの部屋に向き不向きの方位があ
るので、診断の役割が重要となります。特に浴室は、方位の影響力が強いようです。北東の浴室は鬼門なので凶
相となり、金運低下やトラブルなどが起こるとされます。東の浴室はやや吉相で、発想力や想像力が高まるとさ
れます。東南の浴室は吉相で、恋愛運を高めるとされます。南の浴室は吉でも凶でもなく、浴槽が陰陽のバラン
スを崩しやすいとされます。南西の浴室は裏鬼門となり若干凶相で、陽光による浄化力があるとされます。西と
北西の浴室は、吉でも凶でもないとされます。これらのように間取りを的確に診断して、家における風水環境を
整えたいものです。

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